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謹賀新年

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本年も宜しくお願い申し上げます!

元旦は暴風雨でした。
雷鳴も凄かったのですが、
私は布団の中でうつらうつらしていました。
目覚ましを掛けないで、好きなだけ眠られる……幸せ。

毎年、元日はサッカーの天皇杯決勝をTV観戦し、
そのあとで治療院に出て雑用をこなすのが恒例となっています。
私は、体を動かさないでいると、
運動不足、それに年齢的な筋の強張りから、
腰椎ねんざ(ギックリ腰)を起こしやすくなってしまいます。
過去に3度ほどお正月にギックリ腰で寝込んでしまいました。
本当の「寝正月」……?
そうならないために、できるだけゴロゴロしないようにしています。


もし、腰椎ねんざ(ギックリ腰/急性腰痛)になってしまったら、
次に挙げる3つの事は禁忌です。

・運動やストレッチ体操
安静が一番です。
ねんざですから、動かせば動かすほど悪化してしまいます。

・飲酒
アルコールは患部の炎症が治まらないので、
治りが悪くなりますし、酔いが醒めたあとに痛みが増強します。

・入浴(シャワー程度ならOK)
入浴中は気持ちよいかもしれませんが、
入浴は患部を温めてしまうので、痛みが増強してしまいます。
凝りからの腰痛の場合は温めて血行を良くした方が良く、
その見極めは少し難しいかもしれません。

ギックリ腰になってしまったら、
整形外科を受診するか、
当院のような鍼の治療院にお越し下さい。
休診中の場合は、「急患診療センター」へどうぞ。
抗炎鎮痛剤の服用、消炎鎮痛湿布も効果があります。

せっかくのお正月、寝たきりにならないように、
適度に運動しましょう!

(写真は、山形県鶴岡市立加茂水族館で飼育中の不死身のクラゲです)


by   at 20:31  | Permalink  | Trackbacks (0)

雨の水曜日

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このところ二週間、定休日の水曜は雨空が続いています。
定休明けの今日も梅雨空でどんよりした天気、
治療院の窓辺に並べた小さなサボテンたちも
日光を欲しがっているようです。

もう7月だし、晴れたら海に行って、
真っ白な肌を少しは健康的な色に焼きたいなぁと思っても、
雨天ではどうしようもありません。
もっとも、紫外線に肌をさらすのは、
皮膚ガンのリスクを高めるので、
注意しなければなりません。

さて、梅雨時には庭の雑草も元気よく伸びてきます。
一生懸命草取りしても、一週間もすればびっしり生え揃います。
草取りをするしゃがむ姿勢は腰には相当な負担になります。
体を横から見ると腰椎は前弯しているのですが、
しゃがむ姿勢は後弯が強くなり、
筋肉や靭帯への負担から腰痛の原因にもなります。
時には、ギックリ腰(腰椎ねんざ)になることもあります。

急に痛みが強くなって、腰を動かす動作ができなくなったら、
ギックリ腰が疑われます。
無理に体操やストレッチをせずに、
すぐに整形外科や鍼灸治療院で受診して下さい。
ギックリ腰の場合、マッサージはできません。

by   at 14:01  | Permalink  | Trackbacks (0)

まだ2月なのに……

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新潟市内は最高気温が16℃前後まで上昇、
もう3月を通り越して4月のような温かさ。
治療室のサボテンも花が開いた。

正月以来ブログの更新をサボっていた。
所得税の確定申告(青色)の準備も大変だったが、
おかげさまで、患者の来院で忙しい日が続いた。

1月は例年にない寒さと降雪だった。
昨年の2月のようなドカ雪がなかったのはせめてもの幸い。
それでも、雪かきや雪道を歩いてギックリ腰になった患者が来院した。

ギックリ腰はその発症部位によって
「腰椎ねんざ」「仙腸関節ねんざ」ともいわれる。
急性症で激しい動作痛と患部に炎症も起こるので、
マッサージは禁忌で、鍼灸治療を適応症になる。

腰部や臀部に急激な痛みが走ったら、
ギックリ腰を疑い、次の事を注意して欲しい。
1、ストレッチや運動を決してしないで安静にする
2、入浴したりして患部を温めない
3、飲酒しない
4、整形外科か鍼灸院で早めに受診する

繰り返すがギックリ腰はねんざなので、
動けば動くほど症状は悪化する。
温めたり飲酒をすると、楽なように感じるが、
その後痛みが増してしまう。
初めてギックリ腰になった患者は
発症後に患部を無理に動かして悪化させてしまう事が多い。
ご注意を!

by   at 15:53  | Permalink  | Trackbacks (0)